日本ではまだあまり知られていないシャクシュカ。
エジプト、イスラエルや、トルコなど、北アフリカ〜中近東で食べられる料理で、ハーブ&スパイスの効いた野菜トマト煮込みに卵を落として焼いたもの♫
朝食やブランチで食べられる事が多く、半熟卵をトマトソースに混ぜるから、「シャクシュカ」ってアラブ語で「ごちゃ混ぜ」って意味があるそうです!
「ごちゃ混ぜ」って意味合いの名前の由来はシャクシュカの食べ方だけでなく、色んな食文化が混ざり合わさって出来上がった一品だからじゃないかとも言われています。
発祥場所ははっきり分かっておらず、3つの説があるそうです。
説その1.) オスマン帝国の Saksukaって料理が原型で、トマトや唐辛子を足す今の形になったのはアメリカの食文化が伝わって来てから
説その2.) 発祥地はモロッコで、タジン鍋で作られていた
説その3.) イエメンの家庭料理で、辛い緑唐辛子のソースを添えて食べられていた
いずれにしろ、シャクシュカが世界に広まった大きなきっかけは、1948年あたりから始まった大勢のユダヤ人のアラブ/イスラム国からの出国。
ユダヤの聖地、イスラエルが国として認められて、アラブ/イスラム国に住んでいた850,000人近いユダヤ人がイスラエルに移住し、そこからイスラエルででもシャクシュカがローカルの家庭料理として親しまれたそうです。
すごい深い歴史があるんですね!
作り方は超簡単で忙しい、またはダラダラしたい朝にちょうどいいお料理です☆
それでは材料と手順!
<材料>
・パプリカ … 1〜4個
・オリーブオイル … 大さじ2
・クミン … 小さじ1
・玉ねぎ … 1個(みじん切り)
・塩胡椒 … 大さじ1/2〜お好みで
・ガーリック … 3カケ(みじん切り)
・ハチミツ/砂糖 … お好みで
・スモークパプリカ … 小さじ1/2
・チリフレーク … 小さじ1/4
・中東スパイス… 大さじ1
・トマト缶 … 1個
・トマトペースト … 大さじ2
・パセリ … 適量
・フェタチーズ … 大さじ1
・卵 … 3〜5個
<手順>
1)オーブンを190℃に予熱する
2)オーブン用トレイにベーキングシート/アルミフォイルを引いて、オリーブオイルを少しのばして、パプリカを並べる
3)オーブンでパプリカを約20分焼く
4)オーブン対応の浅い鍋にオリーブオイルとクミンを入れて中火で温める
5)オリーブオイルが温まったら玉ねぎを入れて塩胡椒を少し振り、黄金色になるまで炒める
6)玉ねぎが薄い黄金色になったら、弱火にしてガーリックを足す
7)ガーリックがほんのり薫って来たら、トマトペーストを足して水分が飛ぶまで全体を炒める
8)スモークパプリカ、チリフレーク、中東スパイス を足して全体を混ぜる
9)トマト缶を足して、中火で煮込む
10)ローストしたパプリカをぶつ切りにしてソースに足す
(オーブンはつけたままにする)
11)全体を混ぜて一旦火を止め、味見をする
(好みに合わせて塩胡椒、チリフレーク、砂糖/ハチミツで調整)
12)ソースの中に卵分の窪みを作って、その中に卵を割って入れる
13)オーブンの中に入れて、約10分温める
(柔らかい半熟卵が好きな方は5分でオッケー)
14)フェタチーズ、イタリアンパセリ、胡椒を振りかけて、パンを添えて完成♫
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